文部科学省「図書館・学校図書館の運営の充実に関する有識者会議」第10回が2月25日に開催された。会議の最終回となり、「図書館が拓く未来の学びと地域社会」(報告書案)と会議について、委員全員から意見や感想が述べられた。また昨年末~今年年始に実施した意見募集およびこども家庭庁の「こども若者★いけんぷらす」の調査結果も紹介した。
報告書は3月中にとりまとめられる。
委員は、公共図書館や学校図書館関係者、出版業界、各種校長会やPTA、自治体などさまざまな立場から参集した。報告書案はその幅広い意見を反映させ、踏み込んだ内容となった。国においては図書館・学校図書館が機能や役割を適切に果たしていけるよう「望ましい基準」「学校図書館ガイドライン」「学校図書館図書標準」などの改訂について言及。
またデジタル化への対応強化や読書バリアフリー対応の充実、さらに司書科目・司書教諭講習科目・学校司書モデルカリキュラムについての一体的な見直しを進める必要があるとしている。地方公共団体においては「図書館・学校図書館の運営に必要な予算確保、司書・学校司書の積極的採用・常勤職員の配置、司書教諭の確実な発令を進める」などが示されている。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年3月16日号掲載