
農文協/編
中島陽子/絵
農文協
AB判 36頁
2750円
暮らしに欠かせない食べものや衣料、生活用品などは、どうやってできている?素朴な疑問と向き合い、実際に「イチから」つくってみる絵本シリーズ新刊。
「どうしてお米がお店からなくなったの?」「なぜお米の値段があがったの?」。米にまつわる歴史をさかのぼり、「令和の米騒動」の背景にある、今の日本の食料や農村の課題を明らかにする。「米づくりはもうからない」といわれているのに、農家は米をつくり続ける。
それはなぜなのか。主人公たちは中山間地域の田んぼを舞台にし、祖父と一緒に実際に休耕田を復活させることで、田んぼという場の役割、しくみなどを知っていく。
また1年を通じての米づくり、田んぼでの作業体験を通して、米づくりをやめない、田んぼを守り続ける農家の気持ちにも気づいていく。外国産ではなく、日本のお米を食べ続けたくなる一冊。
なお「イチからつくる」最新のシリーズ第6集・全4巻は本書に「蚊とり線香」「せっけん」「ピザ」の3冊を加えた新刊セット。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年5月25日号掲載