公益財団法人教科書研究センターは、教科書に関する調査研究を行う専門機関として、来年度、創立50周年を迎えます。
近年の主な調査研究成果として、「新しい教科書の使い方」「学習者用デジタル教科書活用事例集」「海外教科書制度調査研究」などがあり、その成果をホームページ上で広く公開し、教科書などの質的向上に資するとともに教科書の構造理解と授業デザインなどの教員研修も行っています。
さらに来年度は、創立50周年の記念事業として、「広めよう深めよう『教科書を使って探究学習』コンクール2026」を実施します。本コンクールは、児童生徒が探究学習のどこかの段階で教科書を効果的に活用している作品を応募対象とするもので、すでに募集告知を兼ねたウェビナーも開始し、大きな反響を得ているところです。
探究学習については、児童生徒が自ら課題を設定して、解決を目指す活動を繰り返すことが求められている中で、指導や評価の在り方など、多くの課題もあるようです。本コンクールを通じて、子供たちが、教科書を使って課題や情報を見いだしていく姿を可視化するとともに、先生方の授業改善を後押ししたいと考えています。さらに、子供たちの成果発表を通して探究的な学びを循環させ、学びに向かう意欲の向上はもちろんのこと、著作権法への理解促進にも貢献して参ります。