謹んで新春のお慶びを申し上げます。
子供たちが毎日楽しみにしている学校給食。その学校給食を取り巻く環境は近年ずいぶん変わってきており、課題も多く抱えております。まず、昨年来の米不足それに伴い精米価格もこれまでの2倍以上になるなど学校給食の現場からは困惑と窮状の声が上がりました。
そのようななか、昨年4月には米飯給食の実施に向け、米の年間使用量を確保できないままスタートした都府県もありました。
また、学校給食を支えているパン委託加工工場では施設設備の老朽化やパン職人などの後継者不足のため、全国的に廃業や撤退が相次ぎ主食用物資を安定的に供給できない厳しい状況もあります。それから、ここ数年社会情勢の不安や円安などの影響により物価が高騰し、食材費が値上がりしており、調理場では限られた予算の中での献立作成、食材の調達など栄養教諭をはじめ、関係の皆様方のご苦労も絶えないと聞いております。
今後は学校給食費の無償化への対応や高校給食の推進などもあり、課題は山積しております。私ども全国学校給食推進連合会(略称全給連)は都道府県学校給食会とこれまで以上に連携して、こうした課題に真正面から取り組み、未来に羽ばたく子供たちの健やかな成長を願いながら学校給食で楽しみや安心と笑顔をさらに広げて参ります。