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教育ICT

資質・能力の育成につながる学習評価のプロセスを検討~プログラミング教育のフローを見直し~中央教育審議会

2026年5月25日

中央教育審議会初等中等教育分科会・教育課程部会 情報・技術ワーキンググループ(第9回)が5月18日に開催された。

この日の議題は、学習評価の在り方、プログラミング教育の見直し、小学校「情報の領域(仮称)」、中学校「情報・技術科(仮称)」、高等学校「情報」の体系整理についてである。

■学習評価

会議では、現行の学習評価に関する次の課題が共有された。▼評価材料が多く、課題処理や記録に時間がかかり、学習・指導の充実につながらない ▼ペーパーテストのみで「思考・判断・表現」を評価することに限界がある ▼評価が評定中心となり、学習改善に結びつきにくい ▼学期をまたいだ成長が評定に反映されにくい・次期学習指導要領で議論されている「中核的な概念等」が評価でどう扱われるか不安がある

改善案として、以下が示された。 ▼「初発の思考や行動」「学びの主体的な調整」「他者との対話・協働」が表れた場合、観点別評価(思考・判断・表現)に「◯」を付記 ▼「学びに向かう力・人間性等」は教育課程全体で個人内評価とし、評定には含めない ▼「中核的な概念等」の扱いは今後さらに整理

新たな観点別評価では、「知識・技能」「思考・判断・表現」をいずれも目標準拠評価(A・B・C)とし、両者を総合して評定(小学校3段階、中学校・高校5段階)を行う。これまで評定に含まれていた「学びに向かう力・人間性等」は評定せず、総合所見欄などで扱う方針である。

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単元計画づくりでは、デジタル学習指導要領を参照し、目標/見方や考え方/高次の資質・能力(統合的な理解+総合的な発揮)を確認し、解説や評価規準例を踏まえて学習内容と評価計画を立案できるようにすることが想定されている。

なお、資質・能力の育成につながる新たな学習評価プロセスとしては、第7回で次の流れが提案されている。

①目標と評価規準の設定

②評価課題のデザイン

③学習過程のデザイン

④形成的評価の計画的実施

⑤授業の実施

⑥総括的評価

■プログラミング教育のフローを見直し

前回改訂で充実したプログラミング教育については、現行の課題やAIなどの技術革新を踏まえ、フローの見直しが検討された。現行では「問題を見出す」ことが出発点だが、改訂案では「実現したいことを構想する」からスタートする。

その後、課題や条件の整理、AIへの指示、生成物の妥当性の検討を行い、試行錯誤しながら検証・改善して問題解決につなげる流れを想定している。

また、これまで中心だった「正確にプログラミングをする」から、「どう活用して価値を創造するか」へ重点を移す。構想から始めること、価値創造へのシフトにより、プログラミング教育の有用性がさらに高まることが期待される。

■情報活用能力を体系的に育む

小学校「情報の領域(仮称)」、中学校「情報・技術科(仮称)」、高等学校「情報」の学びがどのように連続し、どのように積み上がるかについて、体系整理と分かりやすい提示方法の検討が始まった。6月を目途に一定の結論をまとめる予定だ。

 

教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年5月25日号掲載

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