学校現場におけるICTの導入や探究学習が推進される中で、学校図書館では協働的な学びの場、居場所としての役割など、単に本を読んだり調べたりするだけではない「場所」を活かした新たな取組が始まっている。今回の特集では、学校図書館におけるゲームの導入、オンラインを利用した他校との交流を紹介する。
■きっかけ・交流・資料 ゲームで広がる可能性
近年、図書館に「ゲーム」を導入する動きが活発だ。様々なゲームを所蔵し、貸出を行ったり、館内で遊べるようにしたり、イベントも開催されている。“ゲームは読書の時間を奪う”イメージもあるかもしれないが、日向教授によると…
高倉氏は「格闘系司書」として全国の公共図書館や学校図書館などを訪問し、アナログ・デジタルゲームを活用した読書推進について、様々な企画に取り組むほか、研修会の講師なども務めている。学校のゲームの導入と…
京都府立丹後緑風高等学校(後藤文彦校長)久美浜学舎の学校図書館(くみこう図書館)では、2017年からゲームを導入した。同校の伊達深雪学校図書館司書は「当初から第一に“生徒間または生徒・教職員間のコミュニケーションの…
■ビブリオバトルで国内外と交流する
東京都渋谷区の渋谷教育学園渋谷中学高等学校(高際伊都子校長)は8月22日、学びのオリンピック「SOLA 2025」(下記詳細)の企画の一つとして、学校図書館を拠点としたビブリオバトルを開催…
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2025年9月15日号掲載