本県では新たに「第3期あきたの教育振興に関する基本計画」を策定し、秋田の未来を担う子供たちの育成に取り組んでおります。本県教育の基本である「ふるさと教育」を一層推進しながら、心豊かで郷土愛に満ち、自ら学び考え、志高く未来を切り拓く人づくりに邁進して参ります。
一方で、変化の激しい時代に対応すべく、社会的・職業的な自立を目指したキャリア教育の充実、子供一人ひとりに応じた確かな学力の育成、グローバル化に対応した英語教育の推進、インクルーシブ教育システムの構築、教職員の多忙化への対策等、各種施策を着実に進めていきます。
さらに、本県においてはすべての公立学校に1人1台タブレット端末を今年度中に整備し、その運用に向けて準備を進めています。今後、様々な教育活動においてICTを効果的に活用するとともに、主体的・対話的で深い学びの実現に向けて組織的な授業改善の充実を図り、これまで実践してきた「秋田の探究型授業」をさらに質の高い学びの創造につなげたいと考えております。
社会が急激に変化する時代の中にあって、ICTの整備等、学校教育を取り巻く環境も大きく変わろうとしています。今こそ秋田の教育を創造していくチャンスと捉え、新しい時代の「教育立県あきた」の実現に向けた取組を積極的に推進していく所存です。
